指でおこなうリアルサッカー!
おはじきサッカーは、ふたりのプレーヤーによって、
おはじきのテクニック、戦術、素早い判断を駆使して行われる魅力的なテーブル・サッカー・ゲームです。
テーブルサッカーの中では、おそらく最も、サッカーのテーストをリアルに再現しています。
テレビゲームにはない、バーチャルではない、現実があります。
おはじき=サッカー選手
サッカー選手のフィギャーが乗ったおはじきを指ではじき、ボールに当てて、
あたかも、ボールをおはじきに乗ったサッカー選手がドリブルをしているように、ゲームを進めていきます。
攻撃側が連続してボールを触りながらドリブルして行いますが、触れないと守備側が攻撃側となり、ポゼションが交代します。
守備は、攻撃側がボールをはじき、ボールが止まったあとから攻撃側が次のはじきまでの間に、攻撃の邪魔をするようにおはじきをはじいてポジションをとります。
おはじきをはじく方法は、人差し指か中指のどちらかで行います。爪の側で弾かなくてはなりませんが、親指のバネを使ってはいけません。
世界的なスポーツ
おはじきサッカー(Subbuteo,サブティオ)は、サッカーの母国イギリスでうまれました。
元々、1929年、このゲームはサッカーの母国イングランドのリヴァプールのウィリアム・キーリングによって、発明されました。
彼によってNEW FOOTY と名付けられました。
似たゲームとしてピーター・アドルフは1947年SUBBUTEOとして生み出します。
1960年代のはじめには、NEW FOOTYとして売り出されましたが、 ヨーロッパ中心に、この頃よりSUBBUTEOの方が一般的になっていきます。
なぜ、発音が難しく、サッカーとは無関係のサブティオと名付けたのでしょうか?
元々,このゲームは“ホビー”と名付けるつもりでしたが,それは登録することができませんでした。
しかし,ホビーという名前の鳥のラテン語名がチゴハヤブサ(Falco Subbuteo).....であり、そこで、サブティオとなったのです。
1970年代は隆盛期を迎えましたが、徐々にテレビゲームやコンピューターの普及とともに、販売が低迷してしまいました。
欧米の愛好者が多く、2年に一度、ワールドカップが行われ、世界共通のルールでプレーされています。
オリンピック委員会に競技登録されているマルタのような国もあります。
おはじきサッカーは、万人を虜にし、老若男女が自分の住む地域から全国、全世界までつなげる力をもっています。
単なるゲームの域を超えたスポーツといえます。
日本では、
日本おはじきサッカー協会
(Nihon Ohajiki Soccer Kyokai 、NOSK)
のみが世界組織FISTFに認められた日本の公式協会です。