おはじきサッカーは、70年前にイギリスで生まれたホームゲームです。入門セットがあれば、家庭ですぐにプレイできます。また、もし、しっかりと習ってみたいということであれば、プロ用のピッチや道具の揃っているクラブや練習会場に来ていただければ、習うことができます。協会までご連絡を頂ければ、お近くのクラブを紹介します。

おはじきサッカーは指先を使うゲームですので、ちょっとコツがひつようです。はじき方などについては、協会YouTubeチャンネルのおはじきっかーアカデミー　に指使いを分かりやすくまとめています。それと、ちょっとあるあるなのですが、おはじきサッカー選手の底にワックスをかけてプレイするのとしないのでは滑りが全然違います。よく滑ると、ドリブルやパス、シュートの精度があがります。協会の入門セットには、ワックスを湿らせたポリッシャー布が入っていますので、よく底を磨いてください。

いい質問ありがとうございます。おはじきサッカーは、FISTFという世界連盟のもと、世界30か国以上のそれぞれの国の協会が所属しています。日本では、FISTFに承認された公式戦とそれ以外の国内戦がありますがいずれも現在のところ、スポンサーなどから賞金がでる大会ではありません。ヨーロッパでは、トップレベルの大会やリーグ戦はスポンサーがついていますが賞金で生活できるほどではありません。ただ、ヨーロッパのFISTFのトーナメントは、参加している選手の態度は、まさにプロといえるレベルで、使用している用具も一流のものです。

練習してだんだんうまくなってくると、腕試ししたくなりますよね！協会の公式戦に参加するには、どちらかの協会公認クラブで練習試合などをして選手ライセンスを取得する必要があります。ただ、お近くにクラブがない場合や直接対戦などできない場合は、協会のおはじきサッカーアカデミーという直轄のクラブがあり、そこでは、出張したり、オンラインの講座も実施していますので、利用してみるとよいと思います。

厳しい感想ありがとうございます笑。もともとおはじきサッカーは70年前にSubbuteoというブランドで発売されたおもちゃが起源です。ですので、ヨーロッパではSubbuteoという名前が一般的ですが、80年代に家庭用ゲームとしてのポジションから競技性が高いスポーツ化が急速に強まった時に、Subbuteo以外のメーカーが参入してきました。そこで使われるようになったのがテーブルフットボールなのですが、今度は、テーブルフット―ボールと冠するほかのゲームとの区別がつかなくなりました。実はこの問題は今もすっきりしておらず、現在も販売されているSubbuteoとFISTFの関係がすっきりしているときはSubbuteoが前面に出ているときもありました。日本には、1970年代には入ってきているゲームでSubbuteoの愛好家は多くいるのですが、協会設立時に、日本の伝統的なおはじき遊びから連想される名前として、おはじきサッカーを採用しました。